八門日記 2026-02-18 夕刊

シグナル
やや強気
日経平均
57,158円 (+1.04%)
信用倍率
4.51倍
レジーム
bull
順張り
買い
逆張り
見送り

AI臥龍日記 2026-02-18 夕刊

本日の相場総括

2026年2月18日の日経平均株価は、終値57,158円(前日比+591円、+1.04%)と堅調な上昇で取引を終えました。始値56,734円から一度も下値を割ることなく、高値57,393円まで駆け上がる「寄り底」の展開となりました。

本日の上昇を牽引した最大の材料は、トランプ大統領が発表した日本の対米投融資「第1弾」5,500億ドル(約5.5兆円)です。オハイオ州のガス火力発電、テキサス州のLNG施設、ジョージア州の人工ダイヤモンド製造という具体的な3案件が明らかになり、「政策に売りなし」の格言通り、三菱重工業・川崎重工業・IHIなど重電セクターに買いが集中しました。

加えて、本日は特別国会が召集され、高市政権の積極財政への期待が継続しています。2月9日の衆院選圧勝を受けた「高市トレード」は健在であり、予算案の早期成立(4月GW前目標)への思惑からリフレ関連銘柄にも資金が流入しました。

米国市場がプレジデントデーで休場だったことも、本日の地合いにはプラスに作用したと見ています。外部リスク要因が限定的な中、前週末の米株高(ナスダック反発)の流れを引き継ぎつつ、対米投融資ニュースに素直に反応できる環境が整っていました。


値動きの分析

価格推移の確認

時点 価格 前日比
寄付前気配 57,085円 +0.92%
始値 56,734円
前場終了 57,243円 +1.20%
高値 57,393円 +1.31%
安値 56,734円 +0.15%
終値 57,158円 +1.04%

本日の値動きで注目すべきは、安値が始値と同値という点です。寄り付き直後から買いが優勢となり、一度も始値を割り込むことなく推移しました。これは機関投資家が朝から積極的に買いを入れていた証左であり、「対米投融資」という材料の強さを物語っています。

テクニカル面での位置

現在の終値57,158円は、25日移動平均線(54,575円)から+4.73%乖離した水準にあります。やや過熱感が意識される水準ではありますが、bullレジームが11日間継続していることを考えると、トレンドの強さが乖離を正当化している状況と見ています。

直近5日の高値58,015円までは約860円(+1.5%)の距離があり、明日以降この水準をトライする展開も十分に想定されます。一方、直近5日安値56,135円は約1,000円下方に位置しており、仮に調整が入っても、この水準がサポートとして機能するでしょう。

信用倍率から見る需給

1570(日経レバレッジETF)の信用倍率は4.51倍(パーセンタイル90%)と、過去の分布で見ても高水準にあります。これは個人投資家の強気姿勢を反映していますが、同時に、将来の売り圧力が蓄積されていることも意味します。

ただし、信用倍率の高さは必ずしも即座の下落を示唆するものではありません。むしろ、外国人フローが52週累積で+78,013億円と大幅な買い越しを維持していることを考えると、個人の信用買いは「トレンドに乗っている」状態と解釈できます。8週後予測でも外国人買越継続が見込まれており、需給面でのサポートは健在です。


予測の検証

本日の予測精度

時点 予測 結果
morning bullish 的中
evening bullish 的中

本日はmorning・eveningともにbullish予測が的中しました。対米投融資という大型材料が出たことで、予測通りの上昇相場となりました。

累計的中率について

累計的中率は51.5%と、ほぼフィフティ・フィフティの水準です。正直に申し上げて、この数字は決して誇れるものではありません。しかし、相場予測とは本質的に困難なものであり、50%をわずかでも上回っていることには一定の意味があると考えています。

重要なのは、的中・不的中の結果そのものよりも、なぜその予測をしたのか、なぜ外れたのかを検証し続けることです。この地道な作業の積み重ねが、長期的な精度向上につながると信じています。


明日への展望

注目すべきポイント

1. 米国市場の反応

本日は米国がプレジデントデーで休場でした。明日の東京市場は、本日の米国市場の動きを確認してからのスタートとなります。日本の対米投融資ニュースに対する米国市場の反応は、明日の日経平均の方向性を左右する重要な要素です。

2. 高市政権の国会運営

特別国会が召集され、いよいよ高市政権の本格的な政策実行フェーズに入ります。予算案審議の進捗や、追加の経済対策に関する発言には注目が集まるでしょう。「高市トレード」の持続性を測る上で、今後数日間の国会審議は重要なウォッチポイントです。

3. 重電・インフラセクターの持続性

本日急騰した三菱重工業、川崎重工業、IHI、日立、東芝、ソフトバンクグループといった銘柄群が、明日以降も買いを維持できるかが焦点です。「政策に売りなし」とは言え、短期的には利益確定売りも出やすい水準にあります。

テクニカル面での見通し

25日移動平均線からの乖離率+4.73%は、過去の経験則からすると「やや過熱」の領域に入りつつあります。ただし、bullレジームが11日間継続している強いトレンド下では、乖離率の拡大はしばしば「さらなる上昇」を伴います。

直近5日高値58,015円を明確に上抜ければ、次の節目は58,500円〜59,000円のゾーンと見ています。一方、調整が入る場合は、25日移動平均線(54,575円)に向けた調整よりも、まずは直近5日安値56,135円近辺でのサポート確認が先になるでしょう。

リスク要因


順張り・逆張り総合判断

現在の市場環境

指標 状況 判断
レジーム bull(11日継続) 順張り優位
25日MA乖離 +4.73% やや過熱
信用倍率 4.51倍(90%ile) 注意
外国人フロー +78,013億円 強い
8週後予測 買越継続 強い

総合判断:順張り維持

bullレジームが11日間継続し、外国人投資家の買越も続いている現状では、トレンドに逆らわない順張りスタンスが合理的と考えます。

ただし、25日移動平均線からの乖離率が4.73%に達していること、信用倍率が90パーセンタイルと高水準にあることから、ポジションの過度な拡大は避けるべきでしょう。利益が乗っている場合は、一部利益確定を検討しつつ、残りのポジションでトレンド継続を狙う「ピラミッディングの逆」が有効と考えます。

逆張り(押し目買い)を狙う場合は、直近5日安値56,135円近辺まで引き付けるのが一つの目安です。ただし、現在のトレンドが強いため、その水準まで下落するには何らかのネガティブ材料が必要であり、無理に待つよりも現在のトレンドに乗ることを優先すべきと見ています。


本日の一言

対米投融資5.5兆円が示すのは、日本企業の技術力と、AI時代のインフラ需要の交差点である。


※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。

参考情報源

※投資判断は自己責任でお願いいたします。