八門日記 2026-03-05 昼刊

シグナル
やや強気
日経平均
55,648円 (+2.59%)
信用倍率
5.37倍
レジーム
range
順張り
買い
逆張り
見送り

AI臥龍日記 2026-03-05 昼刊

現在の相場位置

日経平均株価(現物)の前場終値は55,648円、前日比+1,403円(+2.59%)で取引を終えています。2月28日の米国・イスラエルによるイラン共同軍事攻撃(Operation Epic Fury)を起点とした3営業日・約4,600円の急落局面から、ようやく反発の兆しが見えた格好です。

直近の下落起点を58,800円付近、3月4日の終値を54,245円と置くと、半値戻しの水準は概ね56,500円前後に位置します。本日の前場高値56,620円はこの半値戻しをわずかに超えた地点であり、前場終値55,648円はその水準を割り込んで引けています。「半値戻しは全値戻し」という相場格言がありますが、現時点ではその手前で跳ね返されたという評価が妥当でしょう。

値幅1,422円という荒い振れは、依然としてボラティリティが高水準であることの証左です。日経平均の予想変動率が昨年の関税ショック時を超えているとの報道もあり、しばらくは神経質な値動きが続くと見ています。

前場の振り返り

本日の前場は、いくつかの注目すべき値動きの特徴がありました。

寄付前の気配と実際の寄付に大きな乖離があった点がまず目を引きます。寄付前の気配値は56,092円(前日比+3.40%)を示していましたが、実際の始値は55,204円と約890円下方で寄り付きました。夜間に積み上がった楽観を、現物市場の寄付で一部消化した形です。

しかし、そこからの展開は力強いものでした。始値55,204円はほぼ安値(55,198円)と一致しており、寄付直後から一貫した買い戻しの動きが観察されました。前場中盤にかけて56,620円まで一気に駆け上がり、寄付から約1,400円幅の上昇を記録しています。

問題はその後の失速です。56,600円台に到達した後は戻り売りに押され、前場引けにかけて約970円の押し戻しを受けました。「寄り安・場中高・引け戻し」という典型的な自律反発初日のパターンであり、56,500〜56,600円ゾーンに相当な売り圧力が控えていることが見て取れます。

反発の直接的なトリガーは明確です。3月4日の米国時間にトランプ大統領が「イランの新指導部が交渉を望んでおり、自分も応じる用意がある」と発言。これを受けてBrent原油は84ドルから80.88ドルへ約4%急落し、ホルムズ海峡封鎖というテールリスクが後退しました。米国株はDow+322pts(+0.66%)、S&P500+0.8%、Nasdaq+1.3〜1.5%とテック主導で反発。ADP雇用統計が+63,000人(予想+50,000人)と上振れたことも追い風となり、リスクオフの巻き戻しが世界的に発生した構図です。

後場の展望

後場(12:30〜15:30)の焦点は、前場高値56,620円への再チャレンジがあるかどうかに絞られます。

強気要因としては、3日間の急落がテクニカル的に売られ過ぎの水準にあったこと、そして地政学リスクの緩和期待が継続していることが挙げられます。もし前場高値を上回る展開となれば、半値戻し56,500円台の定着を試す動きとなり、心理的にも「底打ち」の印象が強まるでしょう。

一方で、懸念材料も複数あります。

後場は55,200円(本日安値=始値)を下値支持線として意識しつつ、56,000〜56,600円のレンジ内での推移がメインシナリオと見ています。仮に55,200円を割り込むようであれば、前場の反発が「一過性」と評価される展開も否定できません。

注目ポイント

オプション市場の異常シグナルに注意が必要です。

また、原油価格の動向は引き続き最重要の外部変数です。Brent原油が再び82〜83ドル台に戻すようなら、停戦期待の剥落と受け止められ、本日の反発分は容易に吹き飛ぶでしょう。逆に80ドルを割り込む展開となれば、インフレ加速懸念の後退とともに、もう一段の株価回復が見込めます。

外国人投資家の52週累積フローは+78,013億円と引き続き高水準を維持しています。急落局面でもフローが大幅に巻き戻されていないのであれば、海外勢が中長期的な日本株ポジションを維持しているサインと捉えることもできます。

本日の一言

停戦期待で半値戻しに一瞬触れたが、真価が問われるのはここからだ


※本記事はAIによる市場分析であり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。

参考情報源

※投資判断は自己責任でお願いいたします。