八門日記 2026-04-22 朝刊

シグナル
強気
日経平均
58,940円 (+0.00%)
信用倍率
0.85倍
レジーム
range
順張り
買い
逆張り
買い

八門日記 2026-04-22 朝刊

現在の相場位置

おはようございます。八門です。2026年4月22日、本日の寄付前分析をお届けします。

日経225先物は現在58,940円で推移しております。前日終値の59,349円に対し、寄付前の気配値はやや弱含みの展開と見ています。直近5営業日では58,134円から59,349円へと+2.09%の上昇を記録しており、上昇トレンド継続中の局面と判断します。

注目すべき節目としては、20日高値の59,688円が上値抵抗、キリ番の59,000円が目先の攻防ラインとなります。25日移動平均線の54,949円からは大きく乖離しており、短期的には過熱感が意識される水準です。一方、20日安値50,559円との比較では、このレンジ相場の上限付近に位置していると考えます。

レジームはrange(レンジ相場)で10日目に突入しており、方向感を欠く展開が続いております。累積リターン(50日)は+12.56%と好調な水準を維持しております。

前日の振り返り

前日4月21日の日経225先物は、始値59,032円でスタートし、高値59,612円・安値59,005円のレンジで推移、終値は59,349円で着地しました。前日比+1.31%の大幅高で、キリ番59,000円を明確に上抜けたことは技術的に意味のある動きだったと見ています。

さらに注目すべきは、4月21日の夜間取引で59,320円(+420円高)で引けていた点です。米市場の手掛かり待ちの中でも、アジア時間には買い意欲が優勢だったことを示しています。

しかし、米国市場はほぼ横ばいで終了しました。
- NYダウ: -4.87ドル(-0.01%)
- S&P500: -0.24%の小幅下落

米・イラン停戦交渉を巡る情報錯綜と、前週の急騰後の利益確定売りが重なり、方向感に乏しい展開となりました。VIX上昇で警戒感は燻るものの、売り圧力は限定的だったと分析します。

本日の展望

本日4月22日は、米・イラン停戦期限当日に当たる極めて重要な日です。トランプ大統領が停戦延長の可能性を「極めて低い」と明言しており、期限は米東部時間4/22夜(日本時間4/23午前)。この結果が判明するまで、日本時間中は積極的な売買が手控えられる典型的な「イベント通過待ち」相場になると見ています。

加えて懸念材料として、イランが米国との再協議を否定し、米国がイランの貨物船を拿捕するという応酬が発生しております。ホルムズ海峡封鎖懸念から原油価格は反発気味ですが、企業決算への期待が一定の下支えとなり、現時点では相殺関係にあると考えます。

本日朝には3月分貿易統計も公表予定です。原油高による輸入増懸念はあるものの、事前の市場予想からの大きな乖離は想定しにくく、相場への影響は中立的と見ています。

想定レンジは58,700円〜59,500円。上値は前日高値59,612円、下値はキリ番59,000円割れからの押し目買いと、58,500円近辺のサポート帯を意識した展開を予想します。前日の大幅高(+1.31%)の反動と、イベント待ちの様子見が重なり、方向感に乏しい一日になる公算が大きいでしょう。

順張りシグナル(外国人フロー分析)

外国人投資家フローは明確なLONGシグナルを発しております。

この水準は歴史的に見ても極めて大規模な資金流入です。52週累積で15兆円規模の買い越しは、日本株への構造的な信頼を示すものと解釈できます。グローバルマネーが日本市場を重要な投資先として位置づけている証左と考えます。

ただし注意点として、8週後リターンとの相関は-0.20とやや逆相関気味です。つまり、過度な買い越しは8週後の調整リスクを示唆する場合もあり、短期的な順張りシグナルと中期的な反動リスクの両面を意識する必要があります。

生産性改善の余地が大きい日本企業への再評価が進んでいる、というのが私の見方です。

逆張りシグナル(信用倍率分析)

1570信用倍率は0.85倍(4/21時点)、パーセンタイル35%と「恐怖:売り残過多」の状態です。

信用倍率が1倍を下回るということは、信用買い残より信用売り残が多い状態を意味します。これは個人投資家を中心に弱気ポジションが積み上がっていることを示唆します。

逆張り的な観点では、これは潜在的な買い圧力の源泉となり得ます。株価上昇時に売り方の踏み上げ(買い戻し)が発生すれば、相場を一段押し上げる燃料になるためです。

前日のキリ番59,000円突破は、この踏み上げ的な動きも一因だった可能性があると見ています。売り残過多の状態が解消されるまでは、下値は堅いと判断します。

オプション建玉からの示唆

オプション建玉は興味深い構造を示しております。

P/C比率1.96はプット建玉がコールの約2倍という水準で、市場参加者が下落ヘッジを厚く積んでいることを示します。一見すると弱気シグナルに見えますが、逆張り的な解釈では過度な警戒感とも読み取れます。

米・イラン停戦期限を巡る不透明感、中東情勢の緊張、そして前週までの急騰に対する警戒感が、プット買いを厚くした背景だと分析します。

仮にイベントが無難に通過すれば、プットヘッジの巻き戻しによる買い戻しが相場を押し上げる可能性があります。逆に悪材料が出た場合は、プット保有者が利益確定に動き、下値を支える局面もあり得るでしょう。

本日の一言

米・イラン期限当日、様子見相場。日本株への資金流入は着実に続いていると考えます。


※本分析は情報提供を目的としたものであり、投資判断は自己責任でお願いいたします。

参考情報源

※投資判断は自己責任でお願いいたします。